ビットコインの開発者？　　サトシ・ナカモトとは？

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ビットコインの開発者って誰なの？

サトシ・ナカモトって何者？

サトシ・ナカモトとは？

ビットコインといえば今や、投資に興味がない人でもたくさんの人が知っている代表的な仮想通貨です。名前ぐらいは聞いたことがある人がほとんどでしょう。

世界中で取引されているビットコインは、まさに世界で最も有名な仮想通貨です。既に1000種以上存在する仮想通貨の世界において、ビットコインほど有名な仮想通貨は他に存在しないでしょう。

ビットコインは2009年に誕生し、以下のような価格推移をたどっています。

2009年…およそ0.00円
2018年…最高値 2,000,620円
2021年…最高値 7,770,000円

これは、ここ数十年の中で類を見ない価格推移の資産です。

世界に革命を起こし、変革をもたらした、そのビットコインの生みの親と言われているのが『サトシ・ナカモト』です。

しかし、サトシ・ナカモトは表舞台に一切現れず、謎ばかりの人物です。

そのサトシ・ナカモトとは何者か。その謎に迫っていきます。

サトシ・ナカモトはビットコイン（BTC）の開発者

サトシ・ナカモトはビットコインの生みの親と言われている人物です。ですが、現在もサトシ・ナカモト氏が誰なのか未だに分かっていません。それだけに、世界中でナカモト氏に関する憶測が飛び交っています。

2008年、インターネット上でビットコイン（BTC）の元となるアイデアをまとめた論文が発表されました。その作者がサトシ・ナカモトです。

論文は話題を呼び、2009年にはナカモト氏の指揮でビットコイン（BTC）のプロトコルとマイニングのできるシステムが開発されたと言われています。

ビットコイン（BTC）の登場によって投資の仕組みは大きく変わりました。

サトシ・ナカモト氏は2016年度のノーベル経済学賞にもノミネートされています。ビットコイン（BTC）はそれほど画期的な発明でした。

しかし、ナカモト氏は管理権限を譲り渡し、表舞台から姿を消してしまうのです。

世紀の発明をした人物であるにもかかわらず、サトシ・ナカモトが表舞台に姿を見せたことは一度もありません。ビットコイン（BTC）の開発メンバーすらオンライン上で言葉を交わしただけでした。

日本人らしい名前ではありますが、本名かどうかも分かっていません。そして、ナカモト氏は2010年に一線を退いてから消息が不明となっています。

ナカモト氏は論文と仕事上のやりとりでしか記録を残していません。そのため、ナカモト氏を特定する証拠はほとんどないのです。

彼が自身の素性を明かさなかったのはビットコイン（BTC）の流通を懸念してのことだったとの説もあります。

中央集権的なシステムを作らないよう、開発者を匿名的にしたのだと囁かれたりと色々な憶測が出ていますが、真相は闇の中です。

サトシ・ナカモトを巡る様々な憶測

誰も真相を知ることのないサトシ・ナカモトですが、「私がサトシ・ナカモトだ」と名乗り出ている人物がいます。

その人物は、クレイグ・ライト氏です。

彼は、nChain社というブロックチェーンを手掛ける会社の人物で、仮想通貨業界にも精通しています。彼がサトシナカモトを自称したことで、それまで以上に仮想通貨に関わりを持つようになりました。
仮想通貨絡みで裁判になることもあるくらい注目されている人物です。しかし、彼がサトシナカモトであることを証明する証拠はありません。

また、「金子勇氏」説も浮上しました。金子氏は天才コンピューターサイエンティストとして世界的に有名でした。技術的にはビットコイン（BTC）を考案してもおかしくない人物だったものの、2013年に急死してしまいます。

そのほか、サイバーセキュリティで有名なジョン・マカフィー氏はナカモト氏の正体を知っていると公言しています。彼は「Satoshin」というユーザーからメールを受け取りナカモト氏とは複数の人物によるチームであった可能性を示しています。

ただ、いずれも決定的証拠はなく、ナカモト氏を特定できた例は出てきていません。むしろ、新たな説が増える一方です。