何か資料作成をお願いされた時、お客様に仕事を依頼された時、
完璧に仕上げてから提出しようとしていませんか。
そうすると、期日がギリギリになったり、提出しても結局修正が必要になったりするものです
画像・文字のフォント・色など…様々な部分にこだわり「自分なりに完璧!」というクオリティに仕上げてから提出しても…
仕事が遅い!!!
という指摘。
これ、全然評価されないのです・・・・
仕事はサクッと8割でやったほうがいいんです!
完璧主義は○○を失う
資料を細かく見て、何度も手直しをする。時間をかけて相応しい画像を探してレイアウトする。
やはり誰でも、より良いモノを作りたいですし、より完璧に近づけたいものです。
しかし、完璧を追い求める事によって、あるモノを失います。
それは『時間』です。
上司としては早く資料を確認したいのに、いつまで経っても手元に来ない。
期日ギリギリになって届いた資料。
確認すると修正してほしい箇所や、自分では気付かなかったミスがいくつかあり、期日には間に合わない…
こうして「時間」を失う事で「信用」も失ってしまうのです。
でもやっぱり不安
そうは言っても、やはり『8割』の未完成の状態で提出するのは不安ですよね。
期日よりも前に8割で提出すると、上司から確実に修正の指摘が入ります。しかし、指摘されるデメリット以上のメリットが必ずあります。
まず期日よりも前に提出した事で『時間』に余裕が生まれます。
自分で確認すると、あれもこれもいろんな部分が気になりますが、上司や他の人が確認すると、ホントに間違いがないかなどの重要な部分を確認するだけで、画像がどうとか色がどうとかなど、全く気にしません。
なので指摘が入った箇所だけに修正すれば良いのです。
上司のほうにとってもメリットがあります。ギリギリにチェックを依頼されるよりも、時間にも気持ちにも余裕が持てるので、落ち着いて確認することができるのです。
期日よりも前に提出=時間を得る
次から次へと仕事が増え、どれから手をつけたらいいのか分からなくなる事がありますよね。目の前のことをただ順番にこなしていくだけでは重要な業務に手が回らない場合があります。
こういった時はまず、仕事を一つ一つ書き出していきましょう。そうすると、今やらなくても良い仕事が結構あることに気付くはずです。
期日が明日までのモノを後回しにして、期日が来週のモノを先にやる必要はないですよね。
今やらなくてはならないモノと、後でいいモノをハッキリ明確にするのです。そうすると、時間に余裕ができて、だいたいの場合は焦る必要がなくなるのです。それが優先順位をつけるということです。
業務量が多いと人は疲労します。疲労が溜まると辞めてしまいます。何年もかけて育てた人が辞めてしまうことは会社にとっては大きなダメージですよね。作業量が少なすぎるのも良くないですが、多すぎるのはもっと良くないのです。
そして、普段の業務量でギリギリってことは、新しい仕事や新しい学びが入る隙間がないという事になります。その状態では、ずっと現状維持のままで成長することもできないですよね。
余裕ができてくると、自分が今やらなければならない仕事が自然と見えてきます。
そして、何から行えば最も効率が良いのか。
仕事に追われると、冷静な判断は難しくなります。
常に余裕を持って仕事を行うというのは非常に大切です。
やっぱり8割が良い
◆完璧を求めると「時間」を失う
◆勇気をもって「8割」で提出する努力をする
全体を見渡せる余裕を持って、仕事に取り組みましょう。
頭がパンパンになりながら仕事をするより、少し息抜きしながら仕事をした方が仕事全体の効率としては上がります
「8割くらいできればいいや」と思うだけで、『気持ち』も『時間』も両方で余裕ができます。
仕事は8割でいいんです。
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