どうすればお金が貯まるのだろう?
子供に好きなモノを買ってあげたいなぁ。
美味しい食事を食べたり、欲しい服を買ったり、好きなアーティストのコンサートをしたり、子供のおもちゃを買ってあげたり…生活を豊かにするには、やっぱりお金は必要です。この記事では、お金を貯める・増やす・守るための3原則を紹介していきます。
お金の貯め方
お金を貯めるためには、単純に支出を減らして貯蓄を増やすことが必要です。
支出(生活費)< 収入 という状況をしっかり作ることが絶対に必要です。
その支出の部分を下げる方法というのが、生活水準を下げることです。外食の回数を少し減らしたり、毎日利用していたコンビニを辞めてスーパーで買うようにした…などこれだけで支出を抑えることができます。これなら、今すぐにでも行うことができますよね。自分の努力しだいでお金を貯めることはできるのです。
収入 ー 生活費【支出】=貯蓄
お金の増やし方
お金を増やす方法というのはシンプルに、毎月毎年の収入自体をアップすることです。収入をアップすることで貯蓄額を増やすということになります。
そして、お金の増やし方は2つに分けられます。稼ぐと増やすの2つです。
・稼ぐ→昇格や転職によって給料をアップする。副業で収入源を増やす。
・増やす→余裕ができた分の貯蓄を、投資などにより資産運用をして所得を得る。
お金の守り方
せっかく努力して貯めた貯蓄を守る方法です。
せっかく”貯める方法”で支出を減らして、”稼ぐ”と”増やす”で頑張って増やした収入も”守る力”がないと、資産がどんどん減っていってしまいます。
ここからはお金の貯め方について詳しく説明していきます。
お金を貯めるためにやること
お金を貯めるためにまずやるべき事は、固定費の見直しです。
生活をしていく上で必ず、毎月または毎年定期的に支払いが必要なモノがたくさんあります。
- 光熱費
- 保険
- 税金
- 通信費
- 交通費
など、日常で使用するさまざまなモノは月々かなりの費用がかかっていると思います。そして、毎月支払っていくうちに、それが普通になってしまっていて、何にどれくらい払っているのかも分からなかったり、必要のないモノに無駄な費用を払ってしまっている人もたくさんいるのです。ですので、この5項目をしっかり見直していくことから始めましょう。
1. 光熱費
光熱費は、お金を貯めるためには必ず見直すべきポイントです。支出を大きく減らせる可能性が高い部分でもあります。
近年は電力・ガスの自由化が開始され、各家庭向けの電気とガスをセットにしたプランや、通信費とセットにしたプランが様々な企業から提供されています。
従来のように電力会社から購入するよりも、毎月4,5千円の削減が可能となるケースもあります。
- 毎月の電気料金と使用量を確認
- 各会社のプランで比較してみる
都市ガス会社→東京ガス、大阪ガスなどのガス会社でも電気を提供している会社もたくさんあります。ガス系の会社では、電気とガスのセットで契約することで価格が割引となったり請求を一つにまとめることができたりするメリットがあります。
ガソリン会社→ENEOS、昭和シェル石油などはガソリンスタンドを活用して電力を販売している会社も多く、電気とガソリンをセットで割引している企業もたくさんあります。日頃から車を運転する機会の多い方はお得になる可能性も高いと思います。
2.保険
どんなに健康な人でも、この先ケガをしなかったり、病気をしなかったりとは言えません。毎月保険料を支払ってはいるものの、メリットや必要性がなかなか感じられないところも保険の難しいところです。特に、若い世代の人は健康に不安も感じず、将来自分がそういった状況になることを想像するのも難しいものです。
「そもそも保険って本当に必要なの?」「保険料を払うよりも、貯金したほうがいいのじゃないか?」と保険の必要性自体に疑問を持つ人もいるでしょう。
日本は公的保険が充実しているため、金銭面の負担はある程度抑えられています。そのため、最低限保証してくれる範囲が広いです。そのため、社会保険でカバーできない部分を補うために民間の保険会社から入ることをオススメします。
社会保険でカバーされる項目を認識して、自分に足りない部分を確認して、入るべき保険がどこか理解しましょう!
- 病気や怪我のリスク
- 障害リスク
- 死亡リスク
- 失業リスク
- 老後リスク
- 介護リスク
「まだ若いから死ぬことはない」とか「全然元気だから病気にならない」という油断をしていては危険です。病気やケガは支出が大きいモノなので、しっかり備えておくべきです。
しかし、人生のリスクにすべて保険で備えようとすると、保険料が高くなって支出と収入のバランスを崩しかねません。自分のリスクとお財布のバランスをとりながら見直しをしていくことが大切です。
3、税金
税金は国民の義務のため、全員が絶対に納めなければならないお金となります。しかし知識、情報を持っているだけで税金の支払いを控除して、支払いを減らすことができます。
給料ー控除=課税所得
サラリーマンは月々の給与から、控除の金額を増やすことで手取り収入が増えることになります。
控除にはさまざまな種類があり、全部で15種類あります。これらをしっかり利用して、控除を増やすためにはまず正確に理解する必要があります。
誰でも対応できる控除
1. 基礎控除:所得金額2,400万円以下の納税者は基本適用
家族の状況による控除の種類
2. 扶養控除:扶養家族が居る時
3. 配偶者控除:配偶者の所得が年間48万円以下の時
4. 配偶者特別控除:配偶者の所得が年間48〜133万円以下の時
個人の状況による控除
5. 障害者控除:障害者の対象となる方
6. ひとり親控除:ひとり親である方
7. 寡婦控除:配偶者と離婚、死別した方
8. 勤労学生控除:働いている学生である方
保険料や掛金を支払うことで得られる控除
9. 生命保険料控除:生命保険料、介護保険料、個人年金保険料支払ったとき
10. 地震保険料控除 :地震保険料支払ったとき
11. 社会保険料控除:社会保険料を支払った場合(国民年金、国民健康保険など)
12. 小規模企業共済等掛金控除 :iDeCoはこのことです。小規模企業共済の掛金などを支払いしたとき
確定申告が必要な控除
13. 医療費控除:家族の医療費が一定金額を超えたとき
14. 雑損控除:盗難や災害にあったとき
15. 寄附金控除:ふるさと納税や、一定の寄付をした時
会社員(サラリーマン)の方は1-12は年末調整、13-15は確定申告をすることで控除の手続きを行うことができます。
他にも、ふるさと納税は簡単に節税することができ豪華な返礼品をゲットすることができるので絶対にオススメです。
4、通信費
今の時代、スマホやインターネットなどはほとんどの家庭で使用していて、通信費は大きな負担となっている家庭も多いと思います。契約内容も複雑なモノが多く「なにから手をつけていいかわからない」と思っている人も多いと思います。
通信費は食費に比べると、どうやって節約したら良いのか分かりにくいものです。
しかし通信費は、一度契約内容を見直せば大きく節約できてしまうのも特徴です。削減する際の効果は非常に大きいです。
一度で見直してしまえば、その状況が基本的にはずっと続くので、この機会に通信費の見直しをして、固定費をグッと下げていきましょう。
スマホなど携帯通信費
通信費を抑えるためには、使用通信料や音声電話の使用頻度などを考えた上で格安SIMやサブブランドを検討してみましょう。大手キャリアから乗り換えるだけで毎月5,000円近くの削減が可能となるので、固定費を抑えるためにはとても重要な部分です。
携帯料金の価格低減で楽天モバイルや大手キャリア会社からはahamo、LINEMOやpovoなどの新プランが出てきたこと、サブブランドとしてY!MobileやUQ mobileが出てきているため選択肢が多くなってきています。
まとめ
お金を貯める方法や増やす方法はたくさんあります。人によって何がやりやすいかや合うのかは違います。自分でいろいろ実践して、より良い人生に繋げていきましょう。
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